今日はUKロック、特に70年代、80年代のイギリスの音楽シーンが好きな人必見の映画24 Hours Party Peple (24アワーパーティーピープル)について整理したいと思います。

24 Hours Party People(24 アワーパティーピープル)とは

ニュースレポーターでありながら、Joy Division (ジョイデヴィジョン)、Happy Mondays (ハッピーマンデーズ)等が所属したFactory Record (ファクトリーレコード)の創業者であり、伝説のクラブThe Hacienda (ハシエンダ)*1)の創業者でもあるTom Wilson (トムウィルソン)の思い出、実話、都市伝説、妄想?が入り混ざった回顧録的映画です。2002年にイギリスで公開、監督がWelcome to Sarajevo (ウェルカム トゥ サラエボ)のMicheal Winterbolt (マイケル ウィンターボルト)、撮影はJim Jarmush (ジム ジャームッシュ)等の作品で有名なRobby Muller (ロビーミュラー)です。

1976年から1992年にかけてのマンチェスターにおける音楽シーン、つまりPunk (パンク)、Post Punk (ポストパンク)、Madchester (マッドチェスター)を扱った映画であり、ある程度ここらへんの音楽に知見、興味がないと楽しめない映画かもしれません。逆にかなりコアな層からすると、ピストルズのライブの描写が正しくないのでは?とか実際のIan Curtis(Joy Divisionのボーカル)の雰囲気はもっと違うとか、あまり満足できない作品のようです。私のようにコア過ぎないファンや興味はあるけど、そんなに詳しくないみたいな人が素直に楽しめるのかなと思います。個人的には他レビューにもあるとおり、ファクトリーレコードのメンバーのアルバムジャケットを手がけた事でも有名なグラフィックデザイナーのPeter Saville(ピーターサヴィル)*2)についてもう少し描いて欲しかったなと思います。

映画は伝説の1976年6月4日のセックスピストルズの初ライブから始まるのですが、この伝説のライブが凄いんです。観客がたった42人しかいないのですが、その観客のメンバーがすごい。The Smiths (ザ・スミス)のMorrissey (モリッシー)、Joy Division/New Order(ジョイディビジョン/ニューオーダー)のIan Curtis、Bernard Albrecht, Pete Hook、Buzzcocks (バズコックス)のPete Shelley、Haward Devoto、Simply Red (シンプリーレッド)のMick Hucknall、本映画の主人公であり、ファクリーレコードの創業者トニーウィルソンというこの先のイギリスの音楽シーンを引張っていくメンツばかり。。。それだけセックスピストルズの影響って凄かったんですね。(クラッシュのジョーストラマーもピストルズのライブ観て、ロカビリーやめてパンクに変えたって言っていますしね。)

Sex Pistols: No Fun (劇中のセックスピストルズの初ライブで使用されている曲)
Buzzcocks: What do I get

これって本当に実話ですかね。。。あまりにも伝説じみてて。ちなみにモリッシーは当時17才だそうです。このライブの感想を雑誌NMEに投稿したそうです。

*1)The Hacienda (ハシエンダ)

1980年だから1990年代にマッドチェスターブームの中心となった伝説のクラブ。ニューオーダーのアルバムの売り上げで成り立っていたのは有名な話。マドンナが初めてのイギリスでのライブした場所としても有名。

*2) Peter Saville (ピーターサヴィル)

ファクトリーレコードの共同設立者で、在籍するアーティストのアルバムジェケットをデザインしたグラフィックアーティスト。有名な作品は、New OrerのBlue Monday, Joy DivisionのUnknown Pleasures, Closer等。Pulp(パルプ)のThis is Hardcore等ファクトリー以外のアーティストのジャケットも手がける。ラフシモンズ、ジバンシィ、クリスティアンディオール等のデザインも担当し、イギリスを代表するグラフィックアーティスト。個人的にはいつかはピーターサヴィルのデザインしたJoy DivisionのビンテージTシャツが欲しい。

Joy Division Unknown Pleasures
Joy Division: Unknown Pleasures
(ピーターサヴィルのデザイン)
New Order Blue Monday
New Order: Blue Monday
(ピーターサヴィルのデザイン)

あらすじ

ウェキペディアを引用させて頂きたく思います。

不況の嵐が吹き荒れ1976年6月4日のマンチェスターのレッサー・フリー・トレイド・ホールで行われらセックスピストルズのライヴ。ライヴの観客は42人、その中には後にシンプリーレッドを結成するミック・ハックネル、後にジョイ・ディヴィジョンとなるワルシャワのメンバー、後にバズ・コックスのメンバーとなるハワード・ディヴォード、後のザ・スミスのメンバーとなるモリッシー、ニュース・キャスターであり後にファクトリー・レコードを創設するトニー・ウィルソンがいた。
物語はウィルソンと4人の若者によるサクセス・ストーリー。俳優のアラン・イラズマス、マネージャーのロブ・グレイトン、プロデューサーのマーティン・ハネット、そして後にニューオーダーなどファクトリー所属アーティストのアルバムジャケットなどを手掛けるようになるピーターサヴィルそしてウィルソンが創設したファクトリー・レコードから生まれた音楽、そのファクトリーが手掛けた大型クラブ ハシエンダがひとつのムーヴメント、時代、伝説を築き上げていく。

Wikipedia あらすじ引用

音楽

サントラには、パンク、ポストパンク、マッドチェスターの重要バンドが多く含まれています。詳細は英語版ウィキペディアを参照下さい。

映画のタイトルにも使用されているハッピーマンデーズの24アワーパーティーピープル

24 Hour Party People: Happy Mondays

エンドロールでも使用されるニューオーダーのHere to stay

New Order: Here to Stay

ジョイデヴィジョンの代表曲の一つ Love will tear us apart

Joy Division: Love will tear us apart

サウンドトラックに含まれていないが劇中で使用された曲には下記のようなものがある。詳細は同様に英語版ウィキペディアや映画のエンドロールを参照下さい。

劇中で使用されるここら辺の曲も本当クール。

A Guy Called Gerald: Voodoo Ray
Certain Ratio: Flight

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