前回のブログで2009年までの音楽トレンドをチャートをもとに確認しました。今回は、2010年代前半のロック、音楽トレンドを同様に有名どころのランキングをもとに確認したいと思います。

前回はアメリカ、イギリスを代表する音楽誌、ローリングストーン誌、NME誌のランキングをそれぞれ参考にしました。ローリングストーン誌が2010年以降のランキングをまだ発表していないので、代わりに同様にアメリカを代表する指標となりつつある、Pitchfork(ピッチフォークメディア)のランキングを参考にしたいと思います。これにて同様にアメリカ、イギリスに偏ることなく音楽のトレンドを確認できるかと思います。

2010年 – 2014年のランキング、音楽シーン

2010-2014年のベストアルバム25 “25 Best Albums of the Decade So Far (2010-2014) (NME誌より)”

  1. Arctic Monkeys ‘AM’ (ロックリバイバル)
  2. Kanye West ‘My Beautiful Dark Twisted Fantasy’ (ヒップホップ)
  3. PJ Harvey ‘Let England Shake’(オルタナティブ・ロック)
  4. Tame Impala ‘Lnerism’(サイケデリック・ロック)
  5. Grimes ‘Visions’(シンセポップ)
  6. Kanye West ‘Yeezus’(ヒップホップ)
  7. St. Vincent ‘St. Vincent’(インディーポップ)
  8. Kendrick Lamar ‘good kid, m.A.A.d. city’(ヒップホップ)
  9. Arcade Fire ‘The Suburbs’(インディーロック)
  10. Metronomy ‘The English Riviera’(インディーロック)
  11. Kurt Vile ‘Smoke Ring For My Halo’(インディーロック)
  12. Daft Punk ‘Random Access Memories’(エレクトロニック)
  13. Arctic Monkeys ‘Such It And See’(ロックリバイバル)
  14. These New Puritans ‘Hidden’(ポストパンク)
  15. Mac DeMarco ‘Salad Days’(インディーロック)
  16. The War On Drugs ‘Lost In The Dream’(インディーロック)
  17. St Vincent ‘Strange Mercy’(インディーポップ)
  18. Alt-J ‘An Awesome Wave’(インディーロック)
  19. Vampier Weekend ‘Modern Vampires Of The City’(インディーロック)
  20. Aphex Twin ‘Syro’ (エレクトロニック)
カニエ・ウエスト – “パワー”
テーム・インパラ – “ザ・レス・アイ・ノウ・ベター”

2010年ー2014年のベストアルバム100 “The 100 Best Albums of the Decade So Far (2010-2014)(ピッチフォークメディア)より”

  1. Kanye West ‘My Beautiful Dark Twisted Fantasy’ (ヒップホップ)
  2. Kendrick Lamar ‘good kid, m.A.A.d. city’(ヒップホップ)
  3. Deerhunter ‘Halcyon Digest’ (インディーロック)
  4. Frank Ocean ‘Channel Orange’(R&B)
  5. Beach House ‘Teen Dream’(インディーロック)
  6. Vampier Weekend ‘Modern Vampires Of The City’(インディーロック)
  7. Tame Impala ‘Lnerism’(サイケデリック・ロック)
  8. Kanye West ‘Yeezus’(ヒップホップ)
  9. Sun Kil Moon ‘Benji’(フォーク・ロック)
  10. Fiona Apple ‘The Idler Wheel’(アートポップ)
  11. LCD Soundsystem ‘This Is Happening’(ダンスパンク)
  12. Drake ‘Take Care’(ヒップホップ)
  13. Real Estate ‘Days’(インディーロック)
  14. Beyonce ‘Beyonce’(ポップス)
  15. Grimes ‘Visions’(シンセポップ)
  16. Destroyer ‘Kaputt’(インディーロック)
  17. Swans ‘The Seer’(ポストパンク)
  18. Joanna Newsom ‘Have One on Me’(フォーク)
  19. Flying Lotus ‘Cosmogramma’(エレクトロニック)
  20. Ariel PInk’s Haunted Graffiti (インディーロック)
ヴァンパイアズ・ウィークエンド – “ステップ”
グライムス – “オブリビオン”

今回は分かりやすく、括弧内に音楽ジャンルを追加しました。まずやはり2000年代と同様に各誌それぞれの国のバンド、アーティストの評価に偏った結果になりました。。。トレンドの傾向としてはインディーロックが圧倒的に強いのですが、何か派手さにかける結果となっています。1990年代のニルヴァーナ、レディオヘッド、2000年代のストロークス、リバティーンズのようなカリスマ的バンドが起こした破壊的イノベーションが2005年から2015年の間は生じていません。依然カニエ・ウエストの存在感は圧倒的ですが、2000年代で既に有名になっていますし、成熟したヒップホップ業界に2010年以降に音楽的革命を起こしたかと言われると、個人的にはクエスチョンです。次回は2015年以降について整理したいと思います。

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